あかまる防災を自宅と職場へ置く前に 取り出せる場所と収納寸法で選ぶ

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確認日:2026年10月16日(日本時間)

自宅用にあかまる防災を選んでも、外出中にその用品へ手が届くとは限りません。2セット目を買う前に、自宅、職場、通勤中のそれぞれで何を使えるかを書き出しましょう。同じ玄関に2つ置く案と、使える職場の保管場所へ1つ置く案では、補える場面が変わります。

ただし、職場へ置けばよいと一律には決まりません。保管の許可、開錠方法、収納寸法、会社の備蓄内容を先に確認します。この記事は公開仕様と仮の配置例による比較で、現場の収納や災害時の取り出しを実証したものではありません。

所有数とは別に使える場所を記録する

東京都の「東京くらし防災」は、職場の備蓄を日頃から確かめたうえで、自分に必要な物をロッカーなどへ備える考え方を案内しています。会社に備蓄があるというだけで、内容、人数分、配布方法まで分かったことにはなりません。

最初のメモは、用品の合計より場所を優先します。

場面
自宅にいる
使えると確認した物
自宅の用品、普段の在庫
まだ確認すること
誰でも場所が分かるか、取り出し口がふさがらないか
場面
職場にいる
使えると確認した物
配布対象と確認した会社備蓄、私物
まだ確認すること
保管許可、鍵、配布担当、個人用品の不足
場面
通勤や外出の途中
使えると確認した物
その日に携帯している物
まだ確認すること
家や会社へ戻らず使える物は何か

災害発生時の移動を、この表だけで決めるわけではありません。交通機関の停止時などは一斉に帰宅を始めず、安全な場所で自治体や勤務先の案内を確認します。自宅にセットがあるから取りに帰る、という前提では備えを数えません。

2セット目が補える場合と補えない場合

仮に、平日の昼間は本人が職場、家族が自宅にいるとします。2セットとも自宅に置けば、自宅側の用品は増えますが、職場側で使える在庫は増えません。自宅1、職場1に分ければ、両拠点にいる人がそれぞれの用品を使える可能性が生まれます。

ただし、職場のセットが担当者しか開けられない倉庫にあり、その人が不在なら、使える在庫として当てにできないことがあります。この問題は同じ倉庫へもう1セット置いても解決しません。会社のルールに沿って開錠・配布方法を確かめることが先です。

また、自宅1、職場1に分けても通勤途中の備えは増えません。普段のバッグに入れる連絡手段、電源、必要な個人用品は別に検討します。家族の人数が同じでも、生活時間とアクセス条件によって追加購入の必要性が変わります。

職場にはリュック一式が置けるか

あかまるの公式LPでは、リュックの寸法は縦41cm、横35cm、奥行17cmとされています。収納候補は内寸だけでなく、扉の開口部、棚板、ほかの私物を含めて測ります。詰めたときの膨らみや、手を入れて取り出す余裕は別に必要です。

たとえば、使ってよい空間が幅10cm、奥行25cm、高さ34cmだけなら、掲載寸法の各辺を棚と平行に置く比較では、リュックは収まりません。柔らかい袋を変形させれば入るか、用品を分ければ収まるかは未確認です。購入して押し込むことを前提にしないほうがよいでしょう。

小さい箱型の別案として、キングジムのKTS-200は、公式外形寸法が幅6.8cm、奥行22.2cm、高さ31.3cmです。この仮の空間との差は幅3.2cm、奥行2.8cm、高さ2.7cm。寸法上は候補になりますが、扉を通るか、つかんで取り出せるかは現場での確認が残ります。

KTS-200の内容は水500mL×2、クッキー、トイレ1個、ナップサックなどです。あかまると同じ機能・数量の小型版ではなく、公式の内容一覧にラジオライトやスマホ充電器はありません。箱が入ることだけを理由に、必要な備えを満たすとは判断できません。「帰宅セット」という商品名も、災害直後に歩いて帰る判断の根拠にはしません。

手持ちを分けるだけで足りる場合もある

職場に水、食品、トイレなどの備蓄があり、本人が使える範囲も確認できているなら、足りない個人用品だけを手持ちから置く案を先に考えます。ラジオやリュックまで重複して買う必要があるかを見直せます。

反対に、職場側で用品一式が不足し、保管許可と取り出しやすい場所も確保できるなら、セットをもう一つ用意する案に理由ができます。その場合も自宅用と職場用で、足す物や使い方は個別に決めます。どちらにも同じ内容を機械的に詰める必要はありません。

最後に、各場所のメモへ「中身」「使える人」「鍵や開口部」「点検する人」を残します。拠点が増えると、期限や電池の点検先も増えます。所有数ではなく取り出せる備えを確認し、配置変更、手持ちの流用、小型の別構成、セット追加の順に比べると、2セット目を買わない判断も残せます。

あかまる防災の標準セットをまとめて検討する場合

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